【意味ある!?】ネットでよく見るインターンシップのメリット5選を評価します

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インターンシップのメリットを評価 就活
  • 「○○会社の雰囲気を知りたいから、インターンシップに行ってみよう」
  • 「採用担当の人と仲良くなって、就活を有利に進めよう」

と思っていませんか。

実は、会社の雰囲気を知ったり、採用担当者と仲良くなることで、就活を有利にしたりすることはできない場合があります。

なぜなら、あなたが知りたい情報は、インターンシップに行った会社の情報ではなく、入社する会社の情報のはずだからです。

本記事では、大学院性時代に、2週間のインターンシップに参加した経験のある私が、ネットでよく見るインターンシップのメリットが、「本当にメリットであるか」について評価します

今回、ネットでよく見るインターンシップのメリットとしては、

  • 業界・企業・職種の理解が深まる
  • 行った経験が志望動機になる
  • 内定につながる場合がある
  • 会社の雰囲気がわかる
  • 人脈が広がる

とし、これらの5つのメリットについて評価します。

本記事を読むことで、ネットでよく見るメリットが、「本当にメリットであるか」を理解し、「自分は本当にインターンシップに行くべきか」を判断することができます

結論としては、

  1. メリットである
    • 業界・企業・職種の理解が深まる
  2. 人によってはメリットである
    • 行った経験が志望動機になる
    • 内定につながる場合がある
  3. メリットではない
    • 会社の雰囲気がわかる
    • 人脈が広がる

になると思います。

そもそも、「インターンシップに行く意味はあるの?」と思っている方は、以下の記事をご覧ください。

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インターンシップのメリットを評価①:メリットである

業界・企業・職種の理解が深まる

このメリットについて、確かに、インターンシップ先の業界・企業・職種の理解が深めることはできます。

この「理解が深まる」とは、

  • ネットにおける情報が本当であるかを確認できる
  • 実体験として理解できる

ことだと思います。

結局のところ、ネットの情報は、疑わしかったり、理解したつもりになっているだけだったりするので、実際に経験して、「確かにそうだな」と自分で納得感を得ることが大切です

この納得感をインターンシップに行くことで得ることができるので、メリットだと思います。

ただし、注意してほしいことは、1回のインターンシップで業界・企業・職種のすべての理解を深めることは難しいと思います。

基本的に、インターンシップでお世話になる人は、2, 3人です。

その人たちが、自分の働いている業界・企業・職種について語れるかは人によります。

少なくとも入社2年目の私は、自分の働いている業界・企業・職種について満足に語ることはできません。

なので、「何か一つでも理解が深まればOK」くらいに思っておいてください。

ちなみに私は、インターンシップで業界や企業について新しく学んだことはあまりありませんでした。

しかし、職種の観点で「どんな職種でも大枠の仕事の進め方は、研究と同じようにPDCAサイクルを回して進める」ということを知ることができたのは良かったと思っています。

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インターンシップのメリットを評価②:人によってはメリットである

行った経験が志望動機になる

このメリットについて、確かに、インターンシップで経験したことを志望動機にすることはできます。

ですが、これができるのは、本選考のときにも、インターンシップでの仕事内容を志望する場合に限ります

例えば、あなたが

  • インターンシップで営業の仕事を体験した
  • 「なんか営業って自分がやりたかった仕事と違ったかも」と思ってしまった

場合を考えてみましょう。

この場合、本選考では、営業以外の仕事を志望することになると思います。

このとき、インターンシップで経験したことを志望動機にできると思いますか?

志望動機にできなかったら、インターンシップに行った意味が無いですよね。

とは言っても、見方を変えて、「就職する前にやりたくない仕事を見つけることできた」と思うことができれば、この経験はメリットであると思います。

内定につながる場合がある

このメリットの真理は定かではありません。

確かに、事実として、私の周りでもインターンシップに行った企業の選考を受けて、内定を頂いた人はたくさんいました

しかし、「内定を頂いたのは、インターンシップに行ったからである」という証拠はありません。

もしかしたら、その内定を頂いた人は、インターンシップに行っていなくても、内定を頂いていたかもしれません。

インターンシップに行っていなくても内定を頂けていたなら、インターンシップに行く意味はなかったと言えます。

ですが、インターンシップに行く意味があるとすれば、多くの企業の場合、インターンシップに行った人は、行っていない人よりも、早期に本選考を受け始めることができるということです。

具体的には、

  • 書類選考や一次面接が免除される
  • 二次面接や最終面接を早期に受けれる

ことで、早期に採用選考を終えることができます

早期に採用選考を終えることができれば、早期に内定の合否がわかることになります。

つまり、例えば、

  • 内定が出た場合
    • 早期に就活を終えることができる
    • とりあえず就職浪人がなくなったので、安心してその後の就活ができる
  • 不採用になった場合
    • すぐに他の企業の選考へと切り替えれる
    • 反省して他の企業に活かすことができる

ことになると思います。

まとめると、「内定につながるかどうかはわからないが、早期に採用選考を終えることができる」ことにメリットを感じるなら、インターンシップに行く意味はあると思います。

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インターンシップのメリットを評価③:メリットではない

会社の雰囲気がわかる

このメリットについて、確かに、インターンシップに行けば、同じ場所に長い期間居続けることになるので、いやでも雰囲気を感じ取ることができます。

ただし、その雰囲気は「会社の雰囲気」ではなく、「配属された部署の雰囲気」です

大企業の場合は、仕事内容によって、いくつかの部署に分かれて仕事をしています。

なので、部署ごとに雰囲気は異なることになります。

そのため、例えば、

  • インターンシップに行って雰囲気が良かった会社に入社した
  • しかし、インターンシップで配属された部署とは違う部署に配属された

場合、インターンシップに行って感じた雰囲気とは異なる雰囲気の中で仕事をすることになると思います。

もっと言いますと、「部署の雰囲気」=「部署の上司の雰囲気」であるので、上司が変わることで、雰囲気が変わることもあります。

ここで、皆さんが知りたい「会社の雰囲気」とは、「自分が仕事をしていくときに関わる人の雰囲気であると思います。

そんな雰囲気を、自分がどんな人と仕事をしていくかわからない状態で、インターンシップに行くことで「雰囲気がわかるか」と言われると、現実的に難しいと思います。

人脈が広がる

ここで言う人脈とは、

  • 同じインターンシップに参加している他大学の学生
  • 対応してくれる社員

です。

同じインターンシップに参加している他大学の学生との人脈が広がる

このメリットについて、確かに、普段の生活では出会えない同世代の学生と就活の話ができる機会ではあります。

ですが、同じインターンシップに参加しているということは、自分と同じような

  • 学力レベル
  • 業界や職種などの志望先

である学生が参加しているはずです。

そんな学生とならば、すぐに打ち解けて仲良くなることはできそうですが、就活を有利に進められるような新しい情報を手に入れることはできないように思います。

そもそも、

  • 同世代の他大学の学生から知りたい情報には何があるのでしょうか?
  • その情報は、同大学の学生から得ることはできないのでしょうか?

例えば、「知りたい情報=志望先」であるとしたときに、他人の志望先を知ったところで、自分の就活に活かすことができないと思います。

実際に私は、インターンシップ中の休日に一緒に観光に行くほど仲良くなった他大学の学生とは、インターンシップ後、一度も連絡をすることなく、また、連絡されることもなく就活を終えました。

これは、双方に聞きたいことがなかったので、連絡しなかったはずです。

つまり、同世代の他大学の学生から知りたい情報が何かあるならば、メリットだと思いますが、その知りたい情報がないと思われるので、メリットではないと思います

対応してくれる社員との人脈が広がる

このメリットについて、恐らくよく言われるのが、「社員さんと仲良くなったら就活に有利である」のような噂であると思います。

これは、基本的には間違いであると思ってください。

理由は、対応してくれる社員さんに最終的な採用の権限はないからです。

就活生を採用するかを決めるのは、

  • 管理職(役員や部長や課長など)以上の人
  • 人事の人

だけです。

一方で、インターンシップの対応をしてくれる社員さんは基本的に平社員であるはずなので、採用には無関係です

強いて言えば、人事の人と仲良くなれれば、一次面接(人事面接)で有利になる可能性があります

しかし、本記事を読んでいるような、就活に対して用意周到な方なら、人事の人と仲良くなっていなくても、一次面接はまず落ちないと思ってもらって大丈夫です。

そして、一次面接以降の

  • 二次面接(部長面接)
  • 最終面接(役員面接)

では、面接官が人事ではないので、人事の人と仲良くなったことは、ほとんど意味がないはずです。

以上から、インターンシップに行って、対応をしてくれる社員の人脈を広げる必要はないと思います。

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まとめ

ネットでよく見るインターンシップのメリットとしては、

  • 業界・企業・職種の理解が深まる
  • 行った経験が志望動機になる
  • 内定につながる場合がある
  • 会社の雰囲気がわかる
  • 人脈が広がる

などがあり、これらの5つのメリットについて評価しました。

結論としては、

  1. メリットである
    • 業界・企業・職種の理解が深まる
      (⇒自分で納得感を得ることが大切だから)
  2. 人によってはメリットである
    • 行った経験が志望動機になる
      (⇒本選考と同じ仕事内容を志望する場合に限るから)
    • 内定につながる場合がある
      (⇒行かなくても内定を頂いていたかもしれないから)
  3. メリットではない
    • 会社の雰囲気がわかる
      (⇒部署ごとに雰囲気が異なるから)
    • 人脈が広がる
      (⇒広がった後に就活に有利になることがないから)

になると思います。

これらのメリットだけを見ると、「インターンシップ行かないでもいいかな」と思ってしまうかもしれません。

しかし、すべての就活生は、たとえインターンシップに行かなくても、行こうと活動すべきであると思います。

それは、本選考のリハーサルになるからです。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

以上です。本記事を読んでいただきありがとうございました。

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